さくら、









  どようび、







  今日は都会に用事があって 電車に乗って行ってきた、







  都内に入ると 桜が咲いている姿が車窓の外に見られて、








  「ほんとに咲いている〜」と 







  桜が咲くことを なぜか不思議な事と思うように言っていた、   







  


  用事が済んで 建物の外に出ると いい風が吹いていた、








  都会の 春の午後の香り  、







  そこに居るだけでも 許されているようで、








  そのまま路肩の花壇に腰を掛けた、










  
  世界は 何も変わっていないようで、









  ほんとは少しずつ進んでいる、








  毎日 少しずつ、








  進んでいる という意味は、








  人それぞれだ、








  でも そう思うと、









  逆に少しほっとしたりしていた、








  進んでいるのは  みんな一緒、








  みんな違うようで  実は一緒で、








  だれもが何かしらを感じて  生きてゆく、









  なんだかよく分かりませんね。。









  でも ただ そう感じたんです、








  安らぎと どこかに切なさが漂う 春の風を浴びて、









  都会の街路樹を見上げて、








  遠くに 誰かを想って 、








  〜