かようび、
一日しとしととした雨が降っていた、
傘を持って外を歩く
紅葉の葉が雨に打たれて 地面へと落ちていた、
吐く息も白く 手先や指先も冷えていった、
季節は秋から冬へと変わろうとしている、
移ろう季節の中に 街の景色もしっとりと馴染んでゆく、
私の傘に落ちる雨音も 私自身も、
その景色の一片となっている、
それは 世界を愛おしく感じる時間、
それはあなたを想う 大切な時、
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日に日に寒さも身に沁みてきました、
気付けばもうすぐ師走です、
忙しくもなってまいりますが、
どうぞお身体に気をつけて ご自愛下さい、
〜〜