ベーシック、








  げつようび、






  夜 会社から外に出ると 強い北風が吹いていた、







  木々はザーザーと音を立てて揺れ、







  電線はゴーゴーと鳴っていた、







  この北風の香りは どこから来るのだろう、







  心がドキドキとして 喜んでいるのだろうか、







  寒くなってゆくというのに その香りに温もりを感じている、  





  

  それを不思議とは思わないのは その中に何かがあるからだ、






  信じているとか 思っているとか そういうことではなくて、







  きっと何かがあるのだ、






  〜





           
  





  
  木枯らしが家をきしませている、






  膝にブランケットを掛け、






  ジャンパーを着て、






  
  ぼんやりとブログを書いている、







  幸せだと 思う、





  〜