火を囲む時、



  日曜日。


  今日は友達と焚き火忘年会をしてきた。


  冬の河原のキャンプ場は空いていて、

  日当たりもよく、風もなく、静かだった。



  持ち寄った食材を、あれやこれやしながら火にかけて、

  わいわい言いながら食べるという、半行き当たりばったり的な料理。

  それは楽しいことだった。


  〜


  みんな久しぶりに会ったので、今年あったことなどを喋った。

  もっと話したいこと(聞いて欲しいこと?(笑))が、

  たくさんあったけど。

  なんとなく火を見つめたりしていて、、


  ただ、niizはいつも喋り過ぎだから、あんな感じで調度いいのだろうか。(?)  



  〜


  河原の石を積んで竃を作り、炊き付けの葉っぱを拾ってきて、

  薪を細く割ったり、小枝を集めたり、


  そんで薪をくべて、煙くなりながら息を吹き込み、火を起こして、

  そのあたたかさを、頬に感じる。  
  


  触感、


 
  今の世の中に足りない物は、触感。なのかな?

  と思ったり。



  ボタンを指で押してやっつけられるのは、画面の中の敵だけで、

  石を指で押しても、何も起こらない。


  〜


  僕等は石を積み、その中で火を起こし、お餅を焼いて、ししゃもを焼いて、

  スープを作り、食べて、語らった。



  太陽は沈み、月は輝いた。



  暗闇と引き換えに、炎は紅く微笑んだ。



  同じ場所にいて、空と木々はずっと僕等のことを見守っていた。



  愛おしい流れの時だった、、



  〜〜



  お疲れさまでした〜♪