薄氷、



  金曜日。

  年末は日が過ぎるのが早い。

  実際陽も短いし。


  日記でもないです。

  
  〜


  一昨日くらい、夜 寝る時になって、部屋の掛け時計の音が気になって、

  壁から下ろして、電池を抜いた。



  部屋は静かになった。



  昨日、 時計がなくなった部屋の気分は、よかった。


  もちろん掛け時計がなくても、時間は確認できる。

  パソコンや携帯電話、ラジオからも時報は流れてくるし。


  でも、 時計の掛ってない部屋は、よかった。


  部屋での時間は「大体」になった。


  〜


  今でも掛け時計があった方を見てしまう。

  そして、時計が無い、と、

  「フフッ、、」と微笑んでしまう。

  
  時計が無くて、嬉しくなった。


  〜〜
   
  
  え〜っと、



  年末よ、



  なぜおまえはそうして楽しそうなのだ、

  みんなそわそわしてるじゃないか、、

  

  なぜおまえはそうして包み込むのだ、

  みんななんとなく、あったかくなれるじゃないか、、

 

  なぜおまえはそうして、置いていこうとするのだ、

  みんな引き止めてるじゃないか、、



  もっとゆっくりしていってくれよ、

  みんなおまえが好きなんだよ、、


  
  みんなここに居たがってるんだよ、、 


  年末よ、


  今年の年末よ、、



  〜〜



  山の、写真です。   





      




  

           






        







         




  写真でした。

  
  〜