溶けないチョコ、



  月曜日。


  雨が降っていて、

  そんな日に部屋に居るのは、好きだ。

  
  外の曇った空が、白く眩しく見えて、

  その光が、窓から優しく入ってくる。


  いつもの部屋も、落ち着いて静かに感じる。

  ラジオのボリュームも、自然と少し小さめになっていた。


  日記です。


  〜


  昨日(日曜日)。

  五月晴れな一日。


  また山に行ってきた。。


  山にばかりに行ってると、なんで山に登っているのか、
  
  分からなくなったりする。


  でも、何事もそこが始まりな気もする。



  山に行くのは、ドキドキするから、

  もしかしたら、スリルを求めているのかもしれない。


  でも、危ない道を歩いているわけではなくて、

  急登でまいったり、下りで疲れたり、

  どこまでもつづく綺麗な森を見たり、

  圧倒的な景色が目の前に広がったり、、


  完全に自分の力が及ばない、大きな自然に飲み込まれて、

  ドキドキしてるのだと思う。



  〜



  それはある意味「投げ出している気持ち、」というか、

  諦めにも似た気持ちだったりして、



  自分の想像を超えて、山の景色は広がっていて、

  それは時に恐ろしく、

  また時には、目に入りきらないほど美しく、


  でもそれは、人間に向けられたものではなくて、

  山や自然にとっては日常であるわけで、

  
  そう思うと、自分の存在の小ささや、

  (今の)人間の想像力の狭さを感じて、

  

  それなのに、なぜか心は温かくなり、

  安堵の気持ちが体を包むのである。



  〜


  今頃、あの山にも雨は降っているだろう。

  静かなブナの森に、水が滲みこんでいるのだろう。


  来週は紅葉してるかな。。




          


      歩いていたら、すれ違った人に頂きました。


            〜*〜*〜*〜