魅力のある人、



  火曜日。

  暑いくらいのいい陽気の日。

  テントや寝袋を干したり、靴を洗ったり。

  ブログ書いたり、、

  たらたらなが〜いブログになってしまったので、

  お暇な方は読んで下さい〜。



  昨日、山から下りてきました。

  奥秩父という山域を縦走してきました。


  ほんとは4泊5日の予定だったけど、

  1日早く下りました。 3泊4日でした。


  けど、十分満足しています。


  〜



     




  渋滞も信号もなく、樹々の中をゆったりと歩いた。

  登山地図に載っている時間よりも、ゆったりと歩いた。

  
  疲れたら立ち止まり、山の静寂と、樹のささやきに耳を傾けた。
 

  分岐では会話を交わし、展望のいい場所では、

  のんびりとコーヒーを飲みながら、おじさんに鳥の話を聞いたりした。



       
       





         

     

  〜〜

  
  山に入って2日目くらい、niizは疲れていた。

  精神的に疲れ、それが肉体的にも影響して疲れていた。


  「山を歩いて4泊5日する!」という自分で建てた計画に、

  自分でまいってしまい、一泊で下りようとしたほどだった;



  でも、そんなniizを支えてくれたのは、人との出会いだった。

  
  ひとりで山を歩きに行っといて、結局人が恋しくて、、


  いろんな年代の人と会話したり、歩いたりすることで、

  思いつめていた自分の気持ちがほどけていき、


  「1人なんだから、いつ下りたっていいんだ、

     だから、 もうちょっと先まで、、次の山小屋まで、、もう一日だけ、、」



  時間で歩くのではなく、距離で歩く。

  うまく説明できないけど、街にいる時と考え方が変わっていった。


  そして、1日目より2日目、2日目より3日目と、体も軽くなっていった。




        
     



  〜〜




     




  テント場では、まったりとしていた。


  雲の形が変わっていくのを眺めて、日が暮れるまでの空を見ていた。

  近所を散歩したり、 ぼんやりと静かな景色を見ていた。




        





  ただ、夜は寒く、体がこわばってよく眠れなかった。

  いろんな物を寝袋の上に掛けて、靴下の上に靴下を履いて、

  耐えていた、 
  
  毎晩、耐えていた。



  どうしても眠れない時は、外に出て、夜空を眺めた。

  真っ暗な闇、 そこに浮かび上がる星や、月や、山々、、

  眠れない夜でも、なんだか楽しくなった。


  そして、夜明けを待った。

  陽の光りと、暖かさを、待った。


  待っていた「明日」が、「今日」になった時、

  今日も歩き続けられると、思った。

  
   


     






            



  〜


  
  杖に付けた鈴を、大きく鳴らしながら歩いた、

  路の先の木の上や、揺れる熊笹に目を凝らし、

  耳をダンボにしながら歩いた。


  何かを感じれば、すぐに立ち止まった。

  
  「近くの笹がガサガサいってました!、「やばい!」と思って逃げましたよ;;

   鹿だったら頭が出るはずだし、、多分鹿じゃなかったと思う;

   逃げちゃだめだって言うけど、、やっぱ逃げますよ〜;」


  niizの後方を歩いていた青年が、顔を真っ赤に興奮させながら言っていた。。



 
       

 

  〜


  今回、1人で歩いていたけど、半分2人で歩いていたようなと言うか、


  その青年とは、初日の登山口へ向かうバスから一緒で、

  話をしてみると、niizとまったく一緒の計画を立てていた。
  
  
  でも、2人でまったく一緒に歩くということは、最終日の最後の方までしなかった。

  それは、「なんとなく1人で歩きたい。」という感覚が、似ていたのだと思う。


  追い付いたり、追い付かれたりする時には、軽く会話をして、

  また、別々に歩きだす。


  でも、前を歩いているか後を歩いているかは、お互い分かっていて、

  それはすごく心強いことであって、
    
  
  自分に何かあれば、青年は気付くだろうし、

  青年が予定のテント場に現れなかったら、小屋の人に相談して探しに行っただろう。


  〜



  最終日、その青年と雁坂峠で会った単独のおじさん2人とで歩いた。

  ソロ4人、全員テント泊荷のパーティーだ。


  特に「一緒に歩きましょう。」と話しをしたわけではなく、

  途中の沢で、みんなで談笑をしながら休憩していて、

  その後、なんとなく4人で歩いていた。


  

     



  おじさん達の足取りはかなりしっかりしていて、

  後から見ていて、ほれぼれする歩き方だった。


  ペースは早からず遅からず、常に一定で、

  何かにつまずいたり、足を取られることもなく、

  まるで足の裏が地面に吸い付いているように、

  どっしりと、でもすたすたと歩いていた。


  青年と「ああいう風に歩ける様になりたいね〜;」と話しをした。   
    


  〜




     

            相変わらず格好のつかないniiz。。




  毎日天気も良くて、いい山旅だった。

  今までになく心が折れたりしたけど、大丈夫だと分かった。

  
  初めて自分のテントで山に泊まってから、丸一年。

  少しはいろんな山に泊まったけど、

  まだまだ分からないことだらけだ。



  ただ、、 山登り流行ってますよ☆

  テント場は若い人多いし↑

  かわいい山ガールもテント泊してました♪ (niiz、、山に何しに行ってるの??)



  いけてる彼氏が一緒でしたが。。(だめなのか?)


  〜

 

    


                読んでくれてありがと〜♪

                  〜*〜*〜*〜