大人かわいい、



  水曜日。

  会社のやる気とniizのやる気が噛み合わない。。

  でも、行き帰りの自転車が気持ちいいので、会社に行く。


  〜


  書くけど、ただの日記なので流してください。


  13日、山2日目。

  この日は白馬大池から白馬岳に登り、

  白馬岳頂上宿舎でテントを張る日程を組んでいた。



  朝から天気がいまいちで、それは前の日から分かっていたのだけど。

  とりあえず山小屋の雰囲気を覗いたりして、

  小屋の人に聞いたら、危険な箇所もないそうなので、出発することにした。

  
    
     


  道のりはたった3時間半だ。

  ちょっと天候が悪くても、ゆっくり歩けば大丈夫、と思っていた。


  〜



       



  雨も降り展望はないが、道端のお花達が元気付けてくれたり、

  雷鳥もヒョコヒョコと姿を現してくれた。



  だけど、、雨足は強くなる一方。 風も強くなってきた。

  「歩き始めれば暑くなるから。」と思い、Tシャツに合羽だけ着ていたのだけど、

  体は暑くなるどころか、冷えていっていた。


  でも今さらこの雨の中重いザックを下ろして、フリースを出すのも億劫だった。


  
      


  〜


  いくつか小ピークを越えて、やっと小蓮華山に着いた。

  

  もう足元しか見ていなかった。

  雨がバタバタを合羽のフードを叩いた。

  右の斜面を強風が上がってきて、雨が下から降っている様に感じた。



  「何やってんだろ俺、、家に居ればこんな思いしなくてすむのに、、」


  「何言ってんだよ。自分で来たくて来たんだろ?、

   誰かに言われたからじゃなくて、自分で選んだ道じゃないか!?」


  そんな自問自答をしてしまう程、道のりが長く感じていた。



  もう寒くて嫌だったので、ちょっとした岩陰を見つけて、フリースを着た。

  お菓子もばりばり食べて、体をあっためた。

       

  〜

 
  登れば登るほど雨風は強くなるのに、登らなければ小屋には着かない、、

  一体頂上はどこなんだ。。



        

  

  頂上は突然現れた。

  でも展望も感動もなく、ただホッとしただけだった。

  立ち止まることもなく、通過した。  


  虚しかった。。

  「これがいろいろ計画して目指してきた、白馬岳の頂上なのか、、

   いや、、山のせいじゃないし、、仕方ないよ。。」って。
  

  〜


  テントを張る予定の宿舎に着く前に、白馬山荘があった。

  逃げ込んだ。



     



  建物の中は別世界のように感じた。

  窓の外は絶え間なく雨が吹き上がっていた。


  もう歩く気がしなかった。

  体中が濡れていた。 靴の中も濡れていた。

  ゴアテックスは完全防水ではないことを知った。


  大体こんな横なぐりの嵐じゃ、テントなんて張れないし。。


  白馬山荘に素泊まりさせてもらうことに決めた。。

 


      

  〜


  山小屋って、、ありがたい、、って、心から思った。。