Van Wastell R.I.P.   


  日曜日。

  天気予報が見事に当たった。

  〜

  午前中は晴れていたので、軽く洗車をした。

  午後からスケボーしに行った。

  スケボーする場所に着くと、もう遠くで雷が聞こえた。

  
        
  

  少しすると大粒の雨が降ってきた。

  急いで車に戻った。


  車に乗って一息もつかない時、「バンッ!!」という音が鳴った、  

  反射的に音のした方向を見ると、

  近くの電線が火花を散らしているのが見えた、
  
  
  ほんの20m程後方にある電柱に、

  雷が落ちたのだ。

  ゾッとした。


  びびって近くのコンビニに逃げ込んだ。

  
  〜

  雨がザバザバ降ってきたので、

  しかたなく街に戻った。


  街にはまだ雨雲が来ていなかった。

  駐車場でスケボーで遊んでいたら、楽しくなってきて、

  そのまま街をクルーズしに出掛けた。

  
  クルーズというには強いプッシュで街を走った。

  車道から歩道へ、またその逆と、オーリーした。

  マンホールを飛び越えた。

  最近ずっと痛かった膝が、痛く感じなかった。

  
  汗だくだった。

  
  そのまま、いつもの古着屋さんに辿り着いた。

  気持ちよかった〜

  〜〜〜〜
 

  
  君がいなくなっても、

  俺は君の事を忘れない、

  君は俺の中で生き続ける、


  かっこよさをありがとう。
  
  
  Van Wastell 

  安らかに眠って下さい。

  〜