頂上、
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頂上に着いた、「ここ?」、手をかけるとギシギシいう標識が立っていた。
さらに奥には山々が連なっているが、、とりあえず登頂したみたいだ。
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頂上にはさっきまでの険しい山道とは裏腹に、のんびりした雰囲気が漂っていた。
お弁当を広げる熟年の夫婦が三組くらい、道中烈しいデットヒートを繰り広げたおばさんハイカー達、
一人でも満足気なおじさん、全部で10人くらい。
景色は、山だ、ここでどう書いてもあの空気を表現することは出来ない。
車で行ける場所でも、あんな感じの景色はいくらでもあるだろう。
でも、自力で登らなければ感じられない景色もある、
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自分らも風が当たらない場所を探し、レジャーシートを広げた。
レジャーシートは先週のトレッキングの時に持ってなくて不便だったので、
今回は持ってきた。自然の中ではベンチでも草の上でも結構濡れているのだ。
弁当を広げ食べる。
こう考えてみると初級登山はお金が掛からなくて良い。
一通りの装備があれば、あとはガソリン代くらいだ。弁当も持参すればいいし。
でも、アドベンチャー気分はディズニーランドの比ではないと思う、、
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周りを見回して思うことは、自分等は圧倒的に若いという事。
他の人は熟年と言われる方たちばかりだ、あの急勾配をこの人達が登って
来たと思うと、疲れている自分が情けなくもなった。
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