昨日、登山をしてきた。富士山には何度か登ったことがあるが、もっと登山な感じなとこ。。
上った山は袈裟丸山(けさまるやま)だ、って知ってる人がいたら驚きだ。。
俺もこの名前を前日に知ったのだ。。
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登山(っぽいこと)をしてみたいとは思っていた、だけど、ようするにビビッていたのだ。
「山は恐い」と思っている。「人がいる」というのは「安心」なのだ。だがマイナーな山に行けば
「人がいない」のだ。人がいなければ行く先の情報もなく、道も分からない、「登山道を歩けばいいじゃん」、
その登山道が見えないとしたら?、頂上まで三時間半の道のりの内の二メートル先までの道しか見えないとしたら?
登る山がどれだか分からないし、それを聞く人がいないとしたら、、、?
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車で国道から山道に入り登山口を目指した、が走れども走れども着かない;
道には落石が落ちていたり、カーブミラーはあさっての方向を向いている、すれ違う車はない、、
一山越えて「道を間違えてるか、、」そんな事を本気で思い始めた時、
突然駐車場が現れた、ほっとしたのと同時にガイドブックどうりの十五台程度の駐車スペースに
一応満車の車が停まっていた。。一台に二人乗っていたとしても、、三十人程度しか
この山に入ってないということだ。。そして今、駐車場には自分らしかいない、、
他には誰もいない。。
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前日の夜から吹き始めた北風が、ざわざわと葉を揺らし、さらに心臓の鼓動を速くさせていた。。
〜この先は通行止め、〜
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気を紛らわすようにいそいそと準備をし、登り始めることにした。
自分らが準備をしている時に、後からおばさん二人組が車を停め、登って行っていた。少し安心した。
〜入山届け入れ、〜
おばさんにならすぐ追い着けるはずさ、、
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